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2021/05/30外科
ムカデ刺され (ムカデ 咬傷)
ムカデ刺され (ムカデ 咬傷) について
ムカデの噛み傷は夏に多く、特に夜に寝ていて噛まれる方が多いです。
症状について
ムカデに噛まれることで、患部の激痛・発赤(赤くなる)・腫脹(腫れ)をきたします。 特にムカデの噛み傷は他の虫や動物に比べても、痛みが強いのが特徴です。
リスクについて
ごくまれにムカデに噛まれたことによるアレルギー症状(アナフィラキシーショック)を起こすことがあります。
治療方法
噛まれてすぐであれば、45℃程度の熱めのお湯で患部を15分ほど洗い流すのが効果的と言われています。 これは毒がタンパク質であるために、やや温度の高いお湯を患部に当てることで毒の動きを止めてしまうことを狙って行います。
昼間であれば、処置後症状が緩和すれば経過観察でも構いません。症状が緩和されなければ、当院または皮膚科等へご相談下さい。 夜間・深夜帯では、上記処置を行っても痛みが強い・腫れが強い場合は、鎮痛剤の内服や炎症止めの軟膏を使用して様子を見て頂くことが多いです