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2021/09/27泌尿器科・性病
尿管結石とは
▼尿管結石とは
・腎臓から膀胱まで尿を運ぶ「尿管」という細い管に、体内で作られた石が詰まる病気です。
▼症状
主な症状は、背部~側腹部~側腹部下部にかけて突然起こる激しい痛み(疝痛発作)です。血尿が出ることもあります。
腎臓にできた結石は無症候のことが多いですが、この結石が尿に乗って尿管に落下し途中で詰まると、激痛が生じます。その痛みは「七転八倒」と言われており、耐えきれないほどの痛みです。夜間や早朝に起きることが多いと言われています。
▼注意点として
尿管結石と診断された方で高熱(38~40度)が出た場合は、腎盂腎炎を併発している可能性があるため、早期に内科・泌尿器科に受診してください。
▼検査
検査としては、尿検査・エコー検査・CT検査があります。当院では、尿検査・エコー検査で確定診断をします。(CT検査は必要に応じ追加します)
▼治療について
結石は、ほとんどが尿と共に自然に排石されます。しかし、まれに結石が大きく自然排石されない場合はあり、粉砕術や手術が行われることもあります。
当院では、強い痛みで来院される患者様には、鎮痛剤を使用することが多いです。また、排尿を促す漢方薬を処方させていただくこともあります。基本的には当院の受診後には泌尿器科へ受診されることを勧めております。