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2021/09/27外科
関節痛とは
▼関節痛とは
関節痛は、さまざま原因により関節が障害され生じる痛みを言います。
最も頻度の髙い関節痛の部位は、膝の関節です。
▼症状について
関節痛の分類としては以下の3つです。
➀自発痛:刺激がなくても痛みを感じるものです。急な炎症がある時に生じやすいです。
②圧痛:関節表面を圧迫することによって痛みを感じます。急な炎症がある時に生じやすいです。
③運動痛:関節を動かすと痛みが生じます。急な炎症がある時も生じますが、慢性炎症・血流の障害・変形などによっても生じます。
また、症状が長く続く場合には、関節リウマチや変形性関節症などの疾患も考えられます。
関節リウマチ…関節の炎症が次々に起こり、関節が変形し固まり、上手く動かなくなってくる病気であり、進行性の病気です。
変形性関節症…関節のクッションとなっている軟骨が加齢などによりすり減り炎症が起こり、痛みや動作がしづらいなどの症状が出現する病気です。
いずれも疾患により治療法は異なることや進行性の疾患の可能性もあるため、症状が続く場合には早めに病院を受診することが大切になります。
▼検査
当院では、膝に水が溜まっている場合は必要に応じて関節液の検査や、症状に応じて血液検査も行っています。
その結果をもとに、当院での治療や専門のクリニック、総合病院への紹介をさせて頂きます。
▼治療について
当院で応急対応をさせて頂いた場合は、関節痛の症状に対して痛み止めの内服薬・湿布薬の処方をさせて頂きます。
症状が長く続く場合は、関節リウマチなどその他の疾患が考えられますので、かかりつけ医または整形外科の受診を勧めております。