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2021/09/27内科・小児科
鼻水とは
▼鼻水
ウィルス、ほこり、化学物質などの異物が鼻の中に侵入してきたときに、外に出そうとして分泌されます。
アレルギー性鼻炎や風邪の症状として出ることが多いです。
分泌の調整には自律神経が大きく関わっており、鼻粘膜の血管の血流量によって、空気の通路や鼻水の量が調整されています。
▼リスク
ウイルス等が入り込んで炎症が発生する場所によっては、中耳炎や蓄膿症などの病気になる可能性があります。
中耳炎は、耳の痛みや耳垂れが出る、聞こえづらさ等の症状があり、こどもに多い病気です。
蓄膿症は、副鼻腔炎ともいわれ、副鼻腔(頬・顔・目のまわりの骨の空洞部)に炎症が長引き、膿がたまることで、ドロッとした鼻水が出たり、鼻が詰まったりする症状がみられます。
▼治療
主な治療は、抗アレルギー薬の内服です。蓄膿症の場合は、抗菌薬が処方されることもあります。
鼻水への対応では、「原因」をきちんと把握し、その原因にアプローチすることが大切です。
当院では、応急的な処置が中心になりますので、当院受診後、症状改善しないときには、かかりつけ医にご相談下さい。