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2021/05/30内科・小児科

風邪について

風邪とは

風邪の正しい言い方は、「風邪症候群」と言います。鼻や喉(のど)、気管の急性炎症を総じて言います。主にウイルスが粘膜から侵入して炎症を起こします。

症状について

▼自覚症状
のどの痛み、咳、たん、くしゃみ、発熱、鼻水、鼻づまりなどの症状が起こります。

▼風邪の原因
鼻や喉(のど)、気管にウイルスや細菌等が侵入することで起こります。原因となる微生物の大半はウイルスが占めており、残りの約10%はウイルス以外による感染(細菌など)です。 風邪の原因となるウイルスの数は数百種類以上といわれており、原因ウィルスを特定することは困難です。また、同じウイルスでも複数の型があり、年々変異します。 一度感染したウイルスには免疫ができますが、様々な種類のウイルスや型が異なる新しいウイルスに次々と感染するため、繰り返し風邪をひいてしまいます。

リスクについて

▼二次感染に注意
 風邪は1週間前後程度で治ることが多く、発熱が3日以上続くことはほとんどありません。しかし、風邪症状から別の細菌に二次感染し、痰が出たり熱が続いたりすることもあります。また、風邪が原因となり中耳炎や副鼻腔炎、気管支炎、肺炎などの合併症を引き起こすこともあります。

▼子どもの場合
 低年齢の子どもほど抵抗力が弱く、身体機能が未熟であるため、風邪をひく回数は多くなります。また、保育施設などでのおもちゃ、家具を直接なめたり、触った指をなめたりする間接的な接触や、風邪症状のある子供の咳やくしゃみを経由して感染することもあります。子どもは気道などが狭いため、粘膜が腫れると呼吸困難になりやすく、大人に比べ体内の水分量が多いために脱水症状も起こしやすいです。 呼吸状態と水分摂取の状況には気を付けましょう。

▼高齢者の場合
 高齢になると風邪の症状がはっきりあらわれず、知らずに重症化して肺炎を起こすこともあります。普段から血圧や熱を測るなどの習慣を持ち、体調の変化に本人や家族が気づいたら早めに受診しましょう。

▼妊婦の場合
 妊娠中に風邪にかかった場合、早めにかかりつけにご相談ください。安易に市販薬を使用することは避けましょう。風邪予防のために、うがいや手洗い、マスクなどで予防しましょう。

治療方法

 風邪の治療は、症状に合わせた治療(対症療法)となります。例えば、発熱時に解熱剤を使用する等です。水分をしっかりとって、休養をしっかりとりましょう。
風邪症候群は、基本的には抗生物質などはあまり使用しません。 インフルエンザなどウイルスが特定されている場合は、それにあったお薬が処方されることがあります。

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