- TOP>
- 脂質異常症について
2021/05/30内科・小児科
脂質異常症について
脂質異常症とは
血液中の脂質(中性脂肪・コレステロール)に異常がある病気です。 血液検査では中性脂肪やLDLコレステロール(悪玉コレステロール)値が基準より高い、もしくは、HDLコレステロール(善玉コレステロール)値が基準より低い場合に、脂質異常症と診断をされます。
原因について
原因としては、遺伝的な要素・体質、食習慣、運動不足、喫煙、肥満などが関係していると言われています。また、他の病気や服用している薬の影響を受けることもあります。
リスクについて
コレステロール値に異常がある(特にLDLコレステロール値が高い)と、動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞など血管系の病気が起きやすくなります。また、中性脂肪値が高いと急性膵炎を起こすこともあります。
治療方法
治療の目的は、動脈硬化を進めないようにすることです。 治療方法としては、禁煙、食事や運動を含んだライフスタイルの改善を行うことが重要です。また、動脈硬化による病気を起こすリスクが高いときには薬物療法が追加されます。 当院でも処方箋を出すことができますのでお気軽にご相談ください。