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2021/05/30外科

ダニ刺され(ダニ咬傷)について

ダニ咬傷(ダニ刺され)について

ダニ咬傷 ・畑や林・森などで作業している間に、噛まれることが多いとされています。 小さな虫のため、噛まれたことに気づきにくく服を着替えるときや入浴時に違和感を覚え、気づくことが多いです。

症状について

自覚症状は特にありません。 噛まれてすぐは気づきにくく、血を吸って、ほくろ程の大きさになっていることがあります。

注意すること

ダニが皮膚にくっついていても、自分では取らず当院または皮膚科受診をお勧めします。 もし無理やり取ってしまうと、牙が残ることが多く、そこから膿んでしまうことがあるためです。

治療方法

 当院では、ダニが皮膚に食いついている場合には、細心の注意を払い除去させていただきます。 しかしまれに牙が食い込んだまま残ってしまうことがあるため、その場合は麻酔の上皮膚を切開することがあります。 ダニをご自身でとってしまわれた場合は、牙が残っていないか確認をさせていただきます。

※ 注意点
ダニの噛まれた後、後日まれに感染症をおこすことがあります。もし2週間程度の間に急な発熱・下痢・頭痛・倦怠感など症状が出現した場合は近くの病院い受診してください。(重傷熱性血小板減少症、日本紅斑熱・つつが虫病、ライム病などのマダニ媒介性の回帰熱が疑われます)

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